1話5分で読めるギリシャ神話

ギリシャ神話の神・女神・英雄のエピソードが、絵画で分かりやすい。また、ギリシャ神話はあなたの美術鑑賞に役立ちます。姉妹サイト〈1話5分で読める聖書-アートバイブル

『ゲーム・オブ・スローンズ』の次は『Circe(キルケ)』

魔女キルケのギリシャ神話は内容が豊富です。そのため、多くの画家が絵画のモチーフに取り上げています。
キルケには、魔女である側面と人間の乙女の側面があります。ただ、その乙女の純真さが悪いことでも平気で行なわせます。また、それを実現する力、魔女の力も持っているので怖いのです。

キルケ
ライト・バーカー〈キルケ〉

『ゲーム・オブ・スローンズ』とは?

『ゲーム・オブ・スローンズ』全8シーズン。
1〜6シーズン(全60話)はアマゾン・プライムで無料で見られます(2019.08現在)。
7シーズン(全7話:1,887円)と8シーズン(全7話:完結1.530円)は有料です。

『ゲーム・オブ・スローンズ』1〜6シーズンまでは1回見ましたが、いろんな王国と人々が出てくるので、その関係が把握できません。だから、今2回目を見ています。全体がつかめたら、7・8シーズンをレンタルするつもりです。映画2本分くらいのレンタル料ですから、安いです。

7・8シーズンは、ドラゴンの母デナーリス、女王になるサーセイ、北のジョン・スノウがどう関わり合っていくかになりそうです。
ブラン、アリア&サンサ・スターク、ジェイミー&ティリオン・ラニスターもどうなっていくのか。

ところで、『ゲーム・オブ・スローンズ』は、アーサー王と同じような時代と世界観。主従関係ははっきりしていますが、重要と思われた人物が簡単に死んでしまい、女は有無を言わさず犯されます。だから、

「あれ?」

と思うほど予想がつかない展開。これが、タイトルの『ゲーム・オブ・スローンズ』、王座のゲーム(勝負、奪い合い、駆け引き)なんでもありの権謀術数の世界なのです。そのスケールは大きく、まるで三国志のようです。

人が死ぬシーン、特に首を切り落とされるシーンは残酷なほどリアル。ヌードも毎話出てきます。しかし、不思議なのは下半身の茂みには無修正とボカシが混じっています。
また、ドラゴンは今までの映画史上で比べても、まるで本物です。

『ゲーム・オブ・スローンズ』が大ヒットした理由は、良くわかります。

そんな『ゲーム・オブ・スローンズ』を作った「HBO Max」。 次の作品は『Circe(キルケ)』

『オデュッセイア』に登場するキルケ
『オデュッセイア』では、Circe(キルケ)はオデュッセウスの部下を豚に変えてしまいます。このように豚に変身させられた人間でも、「心」は持っています。だから、豚ではなく凶暴なライオンやオオカミに変身させられた人間でもおとなしいのです。

ヘルメースからキルケ対策を教えてもらっていたオデュッセウス。キルケの魔法の飲み物にも動じることはありません。逆に、キルケはそんなオデュッセウスに恋します。二人の間には、二人の子供まで生まれます。

オデュッセイア第10歌前編:魔女キルケ

海神グラウコスに片思いするキルケ
海神グラウコスは、乙女のスキュラに愛されようと魔法の恋の薬をキルケに作ってもらいに来ました。キルケは、海神に一目惚れ。しかし、グラウコスの心が、スキュラから離れることはありません。怒ったキルケはスキュラを魔法の薬と呪文によって、ギリシャ神話史上でも有名な腰に犬の頭が生えた怪物スキュラにしてしまいます。

キルケとスキュラ】参照

Circe(キルケ)と姪メーデイア

二人とも恐ろしい魔女ですが、自分の欲望が抑えられないで、その欲望のままに行動する一途な心を持っています。それは、二人ともすぐ男に恋し、告白することでもわかります。この二人の魔女は、ともに自分勝手。自分の欲望のためなら、身内や恋敵に怒りをぶつけます。

メーデイアは『アルゴー船』のイアソーンに一目惚れし、イアソーンとともに故郷から逃げる時、追っ手を遅らせるために弟を切り刻んで海へ捨ててしまいます。
また、イアソーンが他の女と一緒になるとわかると、イアソーンとの間の二人の子どもを自ら殺してしまいます。

アルゴー船の遠征 3 イアソーンに一目惚れメーデイア姫】参照

キルケとスキュラ
(左)ジョン・メルフイシュ・ストラドウィック〈キルケとスキュラ(左上)〉
(右)J.W.ウォーターハウス〈嫉妬に燃えるキルケ〉

また、キルケーはラティウムのピクス王が家来と狩りをしている姿を目撃し、一目惚れ。魔法でピークス王を家来から話、王に告白します。しかし、ピークス王ニアはカネンスという妻がいて首を縦に振りません。怒ったキルケは、ピクス王をキツツキに変えました。

【オデュッセイア第10歌番外:魔女キルケとキツツキの話】参照

『怖い絵』展 ウォーターハウス「キルケ」】も読んでみてください。

2020年春よりサービスが開始される「HBO Max」の『Circe(キルケ)』

「『Circe』は愛と喪失、悲劇、そして不死であることの葛藤を描く壮大な物語を、キルケという強い女性の目線から綴っていきます。私は、感情的でダイナミックなキャラクターを創り上げると同時に、想像力豊かで壮大な世界を築くことができるリックとアマンダの作品のファンです。(『猿の惑星』シリーズのプロデューサーである)ピーター・チャーニンとジェンノ・トッピングの協力もあり、『Circe』を実現させるためのドリームチームを作ることができました」
「HBO Max」のオリジナルコンテンツ担当責任者であるサラ・オーブリー

脚本・製作総指揮は、リック・ジャッファとアマンダ・シルヴァー。リブート版『猿の惑星』三部作(2011〜2017年)のキャラクター創造・脚本・製作を担った二人です。『ジュラシック・ワールド』でも原案・脚本を共同しています。

『Circe(キルケ)』は、2018年に出版しアメリカだけで50万部以上を売り上げ、世界で22カ国語に翻訳されたマデリン・ミラーによる同名ベストセラー小説のドラマ化。

次の『ゲーム・オブ・スローンズ』!? 新配信サービス「HBO Max」、ギリシャ神話が元のドラマを製作へ
(下の画像:リンクより転載)

HBOMax「Circe」

前のページへ