1話5分で読めるギリシャ神話

ギリシャ神話の神・女神・英雄のエピソードが、絵画で分かりやすい。また、ギリシャ神話はあなたの美術鑑賞に役立ちます。姉妹サイト〈1話5分で読める聖書-アートバイブル

私とギリシャ神話との出会い

ギリシャ悲劇の屋外劇場

ニーチェ『悲劇の誕生』からギリシャ悲劇・神話へ

高校の時、プラトン、ソクラテスからはじまり、ニーチェまでたどりつきました。そして、ニーチェの著作『ツァラトゥストラはかく語りき』の次に『悲劇の誕生』を読みました。

ニーチェは、ギリシャ悲劇はディオニュソス的なるもの特に音楽をベースにアポロン的なものを融合したものとしました。だから、ギリシャ悲劇(喜劇も)には、合唱し、踊り、語る「コロス」が出てきます。
コロス=劇の合唱隊(ニンフ、市民、長老などのグループ)で、劇の背景や要約を伝えたり、劇中の一般大衆の気持ちを合唱やセリフで表現したりします。

ディオニュソス的なるものとは?
音楽的な情念をベースにした陶酔する世界観を持ちます。ニーチェは、ワーグナーの音楽がギリシャ悲劇を復活させようとしていると絶賛しました。「ワルキューレの騎行」が、響いてきます。ですが、私にとっては、R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」の不協和音から始まる冒頭がまさにギリシャ悲劇です。

アポロン的なるものとは?
美的ソクラテス主義。造形芸術の夢(イデア)・秩序の世界観で「生」を肯定します。

ギリシャ悲劇の三大作者

アイスキュロス、ソホクレス、そしてエウリピデスです。当時、現存32作品すべて読みました。悲しいかな!今ではほとんど記憶になく、時々また読みかえしています。

ニーチェは、エウリピデスがギリシャ悲劇を堕落させたと言います。なぜなら、特にエウリピデス劇の最後に現れるデウス・エクス・マキナ(機械じかけの神)が問題解決してしまうからです。これでは、登場人物は何も考えず、成長することもなくなってしまいます。アイスキュロスの劇でも、アテーナが解決する劇『慈みの女神たち 後編』もありますが。

私は、ソホクレスの『オイディプス王』には、驚かされました。悲劇につきもの悪人が1人も出てきません。登場人物がみな親切心から、沈黙しています。それにオイディプス王が怒り、罰を与えると脅して無理やり話をさせるのです。
そして、次第に真実が明らかになっていき、悲劇のクライマックスを迎えます。

その後、「ギリシャ悲劇」のベースである「ギリシャ神話」を読み始めました。以来、ギリシャ神話は、私の一部になりました。

オレステスの母親とアイギスト殺し
ディーノメイ〈オレステス、母親とアイギストを殺す〉

1話5分で読めるギリシャ神話

2014年、本業のデザインするだけではなく、「売るデザイン」を考えはじめた時、いかにセールス・ライティングが重要かと気づきました。

ライティングを勉強しようと思い、講座も受け、とにかく書くことを始めたのです。つまり、ライティングの訓練で、ギリシャ神話を要約し始めたのです。また、好きなルネサンスの多くの美術がギリシャ神話を題材にしていますので、著作権の切れた無料絵画を入れて分かりやすくしようとも考えました。

その結果が、このサイト『1話5分で読めるギリシャ神話』になりました。

感謝!キーワード「ギリシャ神話」で、検索結果1ページ目に

ただただ書いて、2年経った頃からアクセスが増えてきました。調べてみると、なんと検索ワード「ギリシャ神話」で6位でした。今も、常時4位から6位です。仕方ありませんが、ウィキペディアとNAVERにはかないません。

ありがとうございます。感謝してもしきれません。このサイトから、色々なことをことを学ぶことができたからです。『絵画で分かりやすい聖書』も公開できました。

その他、3つのブログも進行中です。また、『1話5分で読めるギリシャ神話』より前に始めていた『写真で実感!井の頭公園』も、写真主体から文章を多く書くようにしています。

女神アテーナ