【ゼウスの浮気】イーオーはエジプトまで彷徨う
ヘーラー
「これは美しい牝牛ですね、どこからきたのでしょうか、
誰の所有物でしょうか?」
ゼウス
「大地から湧き出るように生まれた珍しい牝牛なのだ」
ヘーラー
「では、私にくださいませ」
ゼウスは、拒むことはできません。
その後、100の目を持つアルゴスの監視の中、イーオーは牝牛になったことを父と姉妹に伝えます。口は「モォー」としか鳴けませんので、砂地に足で文字を書いて。
そんな親子を見て、さすがにゼウスはイーオーをアルゴスの監視から解放するようヘルメースを派遣します。
アルゴスとヘルメースのエピソードには、「葦笛」とヘーラーの愛鳥「孔雀の羽のいわれ」があります。
解放されたイーオーはアブに苦しめられながらも、最後はナイル川のほとりにたどり着きやっと元の要請に戻れたのです。。
ギリシャ神話Images99]No.14
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