1話5分で読めるギリシャ神話

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ギリシャ神話ホームBest3シリーズ|切ない怪物の神話 ベスト3

切ない怪物の神話 ベスト3

(更新日:2021.10.27)

見た目が怖い、気持ち悪い、ただそれだけで人から嫌悪される怪物。
怪物は確かに人を食べたり、殺したりしますが、それが生きるための行為で、彼らにとっては善悪の「悪」からそうしているわけではありません。
ただ単に、そう生まれてきてしまっただけなのです。

切ない怪物Best3

怪物の誕生には、切ない物語が...

メドゥーサ(女王)は、髪のきれいな乙女でした。が、若気のいたりでちょっぴり自慢して「私はアテーナ様より美しい」と言ったことから、女神によってあの怪物ゴルゴンにさせられてしまいました。

ミノタウロスには、悪いところは一切ないのです。ラビリンスの中で、与えられた人間を食わなければ生きていけない、だけなのです。

父親であるクレータ島のミーノース王がポセイドーンから借りた白い牡牛を返さなかったので、母がその牡牛を恋する罰を与えられたのでした。結果、ミノタウロスが生まれたのです。

そして、ギリシャ神話史上最大最強の怪物チュポーン。ゼウスが大地女神ガイアの子であるティーターン神族と巨人ギガンテスをひどい仕打ちにしたことから、母ガイアが怒って生まれた子なのです。

そんなちょっぴり悲しい物語を読んでみてください。

ペルセウスに首を切られたメドゥーサ

後にゴルゴンと呼ばれたメドゥーサ三姉妹は、髪は生きた蛇で、その目を見たものは石になってしまいます。そして、メドゥーサのみが不死ではありませんでした。

メドゥーサはもとは美しい乙女で、その髪をとても自慢にしていました。ところが女神アテーナと美しさを競ったため、その美貌を取り上げられ、髪はシューシュー音をたてる蛇に変えられてしまったのです。

はたして、ゴルゴンたちは変身後の自分を見たことがあるのでしょうか? また見た場合、彼女たち自身が石になってしまうのでしょうか? 知りたくはありませんか?

ペルセウスとメドゥーサ】を読む
メドゥーサ

ミノタウロスはラビリンスの中

クレータ島のミーノース王は、海神ポセイドーンから借りた白い牡牛があまりに素晴らしかったので、儀式の時返すはずのその牡牛を返さなかったのです。

海神は怒り、なんと王の妃パーシパエーにその白い牡牛を恋するよう、狂わせたのです。こうして生まれたのが、牛頭で人間の体を持ったミノタウロスでした。

ミーノース王はそんなミノタウロスを、ダイダロスに作らせたラビリンス(迷宮)に閉じ込めてしまいます。食料はアテナイからの生け贄少年7人、少女7人。いずれその中に、英雄テーセウスが入ってやってきます。

ミノタウロスの誕生】を読む
パーシパエー

ギガントマキアの後に出現したチュポーン

ティーターン神族も巨人ギガンテスも、母親は大地女神ガイア。息子たちをゼウスのオリュンポスの神々に閉じ込められたり、殺されて怒りが収まらない女神。

とうとう、究極の怪物ともいうべきチュポーンをタルタロス(奈落でなく原初の神々の一人)との間に生み落としました。チュポーンの大きさは、頭は天に届き、両腕を広げると世界の果てにまで達します。また、その両肩からは恐ろしい竜蛇の頭が百も生え出ています。

このチュポーンに、ゼウスは生涯ただ一回の敗北をします。

ゼウス完全制覇へ ギガントマキア/チュポーン】を読む
チュポーン

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