※本ページにはプロモーションが含まれています。

鳥になった神話 ベスト3

キツツキにされたピクス王

魔女メーデイアは、「アルゴー船の大冒険」で金羊毛をとりにきたイアソーンに一目惚れしてしまいます。彼女は恋をすると盲目になり、父親を捨て弟まで殺してしまいます。

このメーデイアと同じように魔女キルケは恋をすると、すぐ燃え上がってしまうのです。

こんなキルケの前に「キルケの野」に入ってきたのが若きピクス王。彼にはオルフェウスのように歌う美しい妻の歌姫(カネンス)がいました。

「私の眼をとりこにした、この上もなく美しい若者よ、その美しさは女神である私をもひざまずかせたのです。太陽神ヘーリオスの娘である私のこの思いに情をかけてください」

キルケの一途な恋の告白に、ピクス王はきっぱり断ってしまいましたが......

魔女キルケとキツツキの話[第10歌 番外]

キツツキ

鷹になったダイダリオーン

ダイダリオーンの弟ケーユクスは、語りました。

「あらゆる鳥たちを怖がらせているあの鷹という鳥は、はじめから鳥類だったのでしょうか?  いや人間だったのです。その性格は、鳥になった後も前も変わらないです」

ダイダリオーンとケーユクス兄弟は、あの明けの明星と曙の女神エーオースの子供。弟ケーユクスは平和を愛する優しい性格。兄ダイダリオーンは、争いが好きな気性の荒い性格です。

気性の荒いダイダリオーンですが、アルテミスの怒りに触れた自分の娘の死には耐えられず、いくら弟ケーユクスが慰めても何の効果もありませんでした。

その結果、パルナッソスの断崖から飛び降りて……

ダイダリオーン、鷹になる!

鷹

カワセミになったアルキュオネー

兄ダイダリオーンの不幸な出来事のために、ケーユクスはイオニアのアポローンの神託を伺おうと決意します。

テッサリアからイオニアに行くには、エーゲ海をわたる長い船旅になります。ケーユクスの決意を聞いた妻アルキュオネーは、何とかやめさせようとしました。風の神である父アイオロスから、風の恐ろしさを知っていたからです。

「私も連れて行ってください。一人にしないでください」と、訴えるアルキュオネー。

しかし、ケーユクスは妻をおいて出港したのです。そして、エーゲ海の嵐の中で……

アルキュオネーとカワセミの話

カワセミ