1話5分で読めるギリシャ神話

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てんびん座:アストライアー

黄金の時代と銀の時代
ヤコポ・ズッキ〈黄金の時代・銀の時代〉ウフィツィ美術館。天秤を持ったアストライアー(右)

てんびん座(9月24日〜10月23日生まれ)

〈黄金の時代〉
まるでエデンの園の中で、人間は暮らしているようでした。
一年中、春のように暖かです。働くこともなく、いつでも自由に食べることもできました。

〈銀の時代〉
ゼウスは、春のような一年間を4つの季節(春・夏・秋・冬)に分けました。
そのため、人間は夏の暑さや冬の寒さを耐えなければなりません。はじめは洞くつの中で生活をしていましたが、家を造るようにもなりました。食べ物の種をまき、農作物を作ることも必要になりました。が、人間の心はまだ清らかでした。

〈青銅の時代〉
人間の気性が荒くなり、武器を持って争うことも多くなりました。
人間は嘘をついたり、暴力をふるったり、欲をかくようにもなりました。森の木々を切り倒し舟を造り、海に出てたくさんの生き物を殺しました。また、地の中を掘り進んで、様々な金属を得るようになりました。特に青銅や鉄は武器になり、「金」は人間の欲を刺激します。

お互いに信じあうこともなく、とうとう人間は安心して暮らすこともできなくなりました。大地は殺しあいの血でそまり、神々は地上を見捨てて去っていきました。それでも女神アストライアーは、地上に残り正義を訴えつづけました。なんとか正義の天秤を平行に保とうとしたのです。

アストライア
イェジー・シェミギノフスキ=エレウテル〈夏の寓意〉

〈英雄の時代〉
大神ゼウスは大洪水を起こしました。その後が比較的幸福な半神の時代です。しかし、トロイア戦争など争いを起こすようになり、ゼウスに滅ぼされました。

〈鉄の時代〉
そして、私たちの生きている時代、最悪な時代がやってきました。人々の悪はとどまることを知らず、互いに傷つけ合いました。自然は破壊され、心休まる場所はどこにもありません。

ヘシオドスは「仕事と日」の中で嘆いています。
「私はもはや、おるべきでなかった。その前に死ぬか、後から生まれるべきだった」と。

残っていた神々も我慢の限界を超え、天界へ帰っていきました。その中で、最後まで人間を信じようとした神がアストライアーであったのです。その女神の持っていた天秤が星座になりました。(アストライアーは、勝利の神ニケーと同一視されることもあります)
別説では、天秤座のとなりにある乙女座がアストライアーであるとも言われています。

参考サイト:てんびん座の性格チェック!今すぐわかる、性格、恋愛、行動パターンから

てんびん座・基本性格
・品位を重んじ、どんな時でも感情を露骨に現さない
・争いより妥協を選ぶ平和主義者
・人間性に説得力があり、信用されやすい
・自分のテリトリーや家庭では頑固でマイペース
・いざ行動を起こすと、大胆になる

てんびん座・恋愛感
・変化を好み、 女心のように変化、変身を繰り返す
・愛に恋はしても、夢に恋はしないしっかり者
・倫理や習慣や結婚にこだわらない、自由恋愛者
・不倫の恋はやはり少ない
・節度と品位を失わない

てんびん座行動パターン
・機転がきき、破綻のない優雅な人生を送る
・逆境に陥ることは少ない
・心身の調和を保つ才能がある
・用心深いわけではないが、かけや冒険は求めない
・絶妙のバランス感覚で、無理難題を乗り越える

てんびん座・響く言葉と嫌がられる言葉
〈響く言葉〉
正義/仲間/気が利く/信頼できる
〈嫌がられる言葉〉
ナルシスト/八方美人/気まぐれ

てんびん座・裏の顔
・計算高い
・天性の策士
・恥をかくことが嫌い
・中途半端で無難なところで妥協する
・自分が汚く見えるような陰の仕事は拒む

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