〈死せるオリオンとアルテミス〉
蠍座:10月24日〜11月22日
オリオンの自慢話
オリオンは、ポセイドンの息子で巨人。巨人ですが、珍しく美男子で腕のたつ狩人でした。
ある時、仲間と酒を飲んで酔っぱらい、上機嫌になってしまったオリオン。
「天下には、自分ほど腕の良い狩人はいない。足の速い鹿だって、どうもうな熊やライオンだって、赤ん坊のようなものだ。俺から逃げられる獣はいない」と、自慢していました。
怒った大地女神ガイア、サソリを送る
それを聞いた神々は、思い上がりの激しいオリオンに怒りました。特に大地女神ガイアは、激しく怒りました。
「一年中獲物が捕れるのは、誰のおかげだと思っているのか。大地女神である私が、大地に恵みをもたらし、その恵みによって大いに獣が繁殖しているからだ。なのに、なんという傲慢な奴だろう」
女神は一匹のサソリに「刺し殺しておしまい」と命令し、オリオンのもとに送りました。
サソリはオリオンに忍び寄り、猛毒の針を突き刺すと、オリオンもその毒にはひとたまりもなく、死んでしまいました。この手柄により、サソリは天に上げられ、星座となりました。
女神アルテミスの願い
思いをよせていたオリオンの死を憐れんだ女神アルテミス。ゼウスに願い、オリオンも天の星座となりました。
一説には、オリオンが狩りの自慢をしたために、狩りの女神であるアルテミスがサソリをオリオンに送ったということです。
また、別説では、兄アポロンに騙されたアルテミスが放った矢でオリオンが死んだ神話もあります。
ともかく蠍座が東の空から昇ってくると、その恐怖からオリオン座は逃げるように、西の地平線に沈んでいきます。
【オリオン座】を読む
蠍座の星占い
【蠍座の性格チェック!今すぐわかる、性格、恋愛、行動パターン】から
蠍座・基本性格
- 無口で何事にも控えめな性格
- どちらかと言えば印象が薄い
- 内に激しい情熱を秘めていて、執着心も強い
- 困難に打ち勝つ忍耐強さとバイタリティーがある
- 何を考えているのか、性格がつかみにくい
蠍座・恋愛感
- 愛は妖精のような吸引力と魔性を秘めた愛
- 寡黙だが、沈黙のうちに相手の心を読みとる
- 静かに深く潜行する秘密の恋愛を好む
- 本能的で、幻想的な官能の世界を強く好む
蠍座・行動パターン
- 徹底してひとつのことにのめりこむ
- 一度始めたことはなんとしても乗り越える
- 実行力があり、約束は必ず実行する
蠍座・響く言葉と嫌がられる言葉
〈蠍座の人に響く言葉〉
誠実、努力家、心が強い、探究心豊か
〈蠍座の人に嫌がられる言葉〉
執念深い、陰湿、根に持つ
蠍座・裏の顔
- SF、オカルト、異端的な宗教を好む傾向がある
- 方向性を誤ると世間一般から逸脱してしまう
- なかなか他人を信用しないため、人と仲良くなるまでに時間がかかる
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