アポローン
【アポロ:ローマ神話】ギリシャ神話の予言・芸術・音楽・医療の神、光明神。デルポイの神殿で神託を授ける。ポイボス・アポロン。ニオベー、マルシュアスに対するなど冷酷無比の顔も見せる。
アポローンと月桂樹になったダプネー
ダプネーの叫びが終わるか終わらないうちに、彼女の手足はこわばり、その胸は樹の皮に包まれました。髪の毛は葉に、腕は枝となり、足は地面にしっかりと根付いていきます。びっくりしたアポローンは...アポローンの残虐 マルシュアスとの勝負
アポローンは、「何をしても構わない」ルールから残酷な罰をマルシュアスに与えました。松の木に逆さに吊るすと、生きたまま皮を剥がしたのです。ヒュアキントス(ヒアシンスの花)
二人をねたんでいたゼピュロス(西風)が、強く息を円盤に吹きかけました。円盤は押し流され、ヒュアキントスの額を直撃。彼はその場に転倒して息も絶え絶えでした。ひまわりになったクリュティエ
クリュティエは、朝から晩まで大空をゆく太陽神に自分の顔を向けているだけです。そして、いつのまにか大地に根を生やし、「ひまわり」になってしまいました。ニオベーの悲哀、女神レートーの怒り
ニオベーは、最後に残った末っ子の娘を抱きしめたまま叫びました。「ひとりだけは、この一番下の子だけは助けてください。お願いです」キュパリッソス 糸杉になった少年
アポロンに愛され水仙になったヒヤキントスは有名ですが、キュパリッソスはあまり知られていません。西洋で良くみられる糸杉、それが変身した後の彼の姿です。パエトンの姉妹ヘリアデス、ポプラの木に
太陽神の娘たちヘリアデスも日夜パエトンの名を叫んでは涙を流し、墓に伏します。月が四度満ちても、彼女たちは習慣のようにそうしていて、やがて、ポプラの樹々へと...プロメテウスではなく、ティテュオス
ティテュオスはデルポイに向かうレートーの姿に欲情し、無理やりレートーの手を引きました。レートーは自分の子アポローンとアルテミスに助けを求めます。二人は、ティテュオスに矢を射かけ殺します。
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