1話5分で読めるギリシャ神話

ギリシャ神話の神・女神・英雄のエピソードが、絵画で分かりやすい。また、ギリシャ神話はあなたの美術鑑賞に役立ちます。姉妹サイト〈1話5分で読める聖書-アートバイブル

動物に変身させられた神話 ベスト3

神の怒りは、人間にとって容赦のない運命のようなものです。何の罪を犯したわけでもないアクタイオーン。鹿に変身後の彼は、自分の狩り用の犬に追われます。このように、時として人間の側に何の罪もないこともあります。たった一言の許しを願うことも許されません。
知らなかったではすまされない。それが、触れてはいけない神の怒りなのです。

鹿、カエル、イタチに変身させられた神話

人間を鹿に、カエルに、イタチに変身させた神の怒りの言葉。

「さぁ、できるなら、このアルテミスの裸を見たとふれまわるがよい!」
処女神アルテミスの顔は、怒りで赤く染まりました。こうして、鹿狩りのさなかアルテミスの泉に迷い込んだ若者アクタイオーンは、鹿に変身させられ、仲間に狩られてしまいます。

「この者たちがけっしてこの沼を離れることなく、一生をここで送りますように!」
女神レートーは怒り、両手を天に差しのべて叫びました。
こうして、意地悪な農夫たちは、カエルに変えられてしまったのです。

「お前のような小賢しい女は、小賢しい動物になってしまえ!」
こうして、機転のきく賢い金髪娘ガランティスは、イタチに変身させられてしまいました。

鹿になったアクタイオーン

狩りに仲間と山に来ていたアクタイオーン。今日の狩りの獲物はおおかったので、しばし休憩することにしました。そして、暑さをしのぐために泉を探しました。いつしか彼は仲間ともはぐれてしまい、山の奥の泉にたどり着きました。 しかし、そこは女神アルテミスの泉。折り悪く、女神たちは裸で水浴をしていたのです。 【鹿になったアクタイオーン】へ、

レートーと蛙になった農夫

レートーは女神で、あのアポローンとアルテミスの母です。レートーもこの二人の子供を産んだ時,次のヘラクレスの母アルクメネーと同じようにゼウスの妃ヘーラーに苦しめられました。 あるとき、レートーと子供たちが沼の水を飲もうとすると、近くの農夫が邪魔をするのです。 「どうか、この子供たちをかわいそうだと思ってください。ほら、ふたりとも可愛い手を差しのべています」 レートーは子供のために頼みます。しかし、農夫たちは水を飲めないように足で濁してしまいます。

レートーと蛙になった農夫】へ。

ガランティス イタチのお話

ヘラクレス誕生の時のことです。母アルクメネーは、ゼウスの妃ヘーラーの嫉妬に苦しめられました。ヘラクレスの誕生を何としても止めたかったヘーラー。ヘーラーはけっしてアルクメネーにヘラクレスを生ませないよう、お産の神エイレイテュイアに言い含めていたのです。 それに気づいた娘ガランティスは......。 【ガランティス イタチのお話】へ。

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